株式会社ヒロコーヒー採用情報

株式会社ヒロコーヒー外食アワード2015受賞

日本コーヒー文化学会と共同開催させていただきました「コーヒーを楽しむ会」

たくさんの方にご来場いただきました。
ありがとうございました!

ヒロコーヒーの店頭に並んでいる「珈琲と文化」を出版されており、日本コーヒー文化学会常任理事でもある星田様と司会をさせていただきました。

まずは日本コーヒー文化学会副会長の広瀬幸雄様より、ご挨拶していただきました。
■第一講座
「自分が好むコーヒーを飲む時に選択するその背景や動機について」

コーヒーサイエンス委員長であり、工学博士であり、日本コーヒー文化学会常任理事でもある圓尾修三様お話しいただきました。普段何気なく使っている「おいしい」という言葉を、様々な角度からお話ししていただきました。
お客様から特に反応があったのが、「美味しさはどの五感で評価されるか?」という質問でした。多くの方が味覚?と首をかしげる一方出てきた答えは全く逆でした。
視覚87%
聴覚7%
触覚3%
嗅覚2%
味覚1%
(コーヒーは香りの飲み物であることから嗅覚と味覚の%は少し高くなっても全体的には視覚で評価される)
お店の雰囲気、清潔感、接客、色々な視覚情報からおいしさが評価されていくって本当に不思議ですよね。

■第二講座
「生産者からお客様へ。コーヒーのお話。」
JICA(国際協力機構)にご協力いただき、今年は9か国のコーヒー生産国より12名の方にお越しいただきました。
プレゼンテーションしていただいたのはその内の3か国。
まずはラオスのSENGSOMBATH Anousaさんよりお話していただきました。

今回プレゼンしていただいた中で一番日本に近いラオス人民民主共和国、 北に中華人民共和国、西にミャンマー、東にベトナム、南にカンボジア、タイと国境を接する東南アジアでは唯一海に面していない国だそうです。
コーヒー輸出はトータル5位、農作物の中では1位の輸出額、1〜3ヘクタールの小規模農家がほとんどで、2万個ほどあるそうです。国内生産の80%〜85%は輸出されます。 標高1300m位の火山地質のため、存在感のあるコーヒーが仕上がるそうです。
2番目はエチオピアのWELDERUFAEL Solomon Bekeleさんからのプレゼンテーションです。

アラビカ種コーヒー発祥の地として知られる、エチオピア連邦民主共和国。

東アフリカに位置し、東をソマリア、南をケニア、西を南スーダン、北西をスーダン、北をエリトリア、北東をジブチに囲まれた内陸国。 モカで有名なところですが、国内の一般消費者にはクリーンカップや品質の事は分からず、ほとんどが輸出されます。
フォレスト(森の中で自生する自然のままに育っている)コーヒー3% セミフォレスト(フォレストコーヒーに下草の刈り入れなど少し手を加えている)コーヒー35% ガーデン(庭・畑など近くで作られる)コーヒー35% などが、市場に出回り年間172,000トン程のクリーンなコーヒー豆が輸出されている。 有機JASやレインフォレストアライアンスの認証取得にも取り組んでおり、サスティナブルコーヒーも増えてきているのだとか。
3番目は、ニカラグアのLEON−YORK BLANDON Claudia Eudociaさんからのプレゼンです。

中央アメリカ中部に位置するニカラグア共和国(ニカラグアきょうわこく)。北西にホンジュラス、南にコスタリカと国境を接し、東はカリブ海、南西は太平洋に面しています。

95%はシェードツリー(木陰栽培)で作られているという事には驚きました。 シェードツリーと一緒にコーヒーの木を植えると単位面積当たりの収穫量が少なくなり、コーヒーの実の収穫にも手間がかかります。
また、シェードツリーと混在しているため安易に機械を使うことができず手摘みで収穫することになりますが、コーヒーのみの単一栽培と比べて、シェードツリーを導入している農園には多様な樹木が茂り、したがって多様な生物が存在することになり、自然のままの環境に近い状態が保たれるのです。また、シェードツリーの落ち葉は肥料としても活用できます。

更に、SCAAのQグレーダーにより正確に審査され取引されており、年1回カップオブエクセレンスの国内大会も行われています。
■試飲タイム
今回参加していただいたのは、東ティモール・ラオス・ネパール・エチオピア・マラウイ・ウガンダ・ホンジュラス・ニカラグア・パプアニューギニアの9か国でした。

↑ ホンジュラスです。
わざわざ民族衣装に着替えていただきました。

↑ マラウイのブース前です。

↑ パプアニューギニアのブース前です。

↑ ウガンダのブース前です。
アンケートにも多数ご協力いただきありがとうございました。
一番多かったのが、試飲タイムの感想で、「生産者の方と話せてよかった」「飲み比べが出来たので産地特徴がわかりやすかった」「今後もこのような会を続けていってください」と、多数頂戴しました。 本当にありがとうございます。
■質疑応答
続いて質疑応答の時間です。

生産者からお客様への質問では、ほとんどの国の方がどうすれば自国のコーヒーを知ってもらえ、買ってもらえるか、でした。またレインフォレストアライアンスの認証や、サスティナブルコーヒーの市場はどうしたら広がっていくのか、というのもありました。
■最後に
ヒロコーヒーのお店では10月よりサスティナブルコーヒーフェアーを開催しています。

コーヒーがお米のように農作物であること、大量生産にこだわらず、農薬も可能な限り使わず、小規模単位でも丁寧に作っているコーヒーもある事、そしてなにより自然とともに生きている人が作っていること、地球の恩恵を受けて出来上がる薫り高いコーヒーがどのように作られ、お客様の手元に届くのか、ヒロコーヒーは今後も伝え続けていきます。
今回の楽しむ会は内容が盛りだくさんで、生産者の方にも一部しかお話してもらえず残念でしたが、本当に多くのお客様に来ていただき、飲み比べていただき、有意義な時間を過ごしていただけたと思っております。

本当にありがとうございました。

また次回もどうぞよろしくお願いいたします。

最後に、ご協力いただきましたコーヒー文化学会の先生方、JICA職員の皆様、生産者の方々、本当にありがとうございました!