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現在コーヒーを取り巻く環境は気候変動や労働人口減少の影響を受け決して良い状況とは言えません。 そこでカップの品質を上げる事で付加価値を付け、持続可能な形にしようと様々な取り組みが生産国で行われています。 その代表的なものが精選メソッドの改良で、今回のThink our Earth 2024では目覚ましく進化を遂げるアジア圏のコーヒーに注目してご紹介いたします。
⇒サステイナブルコーヒーの詳しい説明はこちらをご覧ください。
火山が生み出した心揺さぶるカップ バリ・カルティナ農園 バリ島北東部のキンタマーニ地方は活火山のバトゥール山の斜面に位置し、火山灰が降り積もった良質な土壌や、寒暖差の生まれる環境が、上質なスペシャルティコーヒーを生み出します。 その地域特有の独特な味わいがあり、シングルオリジンコーヒーとして人気です。 ブラウンシュター、アーモンドのフレーバーがあり、甘みを感じます。中煎りにすることで、フルーティな酸味と甘さがバランス良く引き出され、マイルドで飲みやすいカップに仕上げています。 農園名:カルティナ農園 生産者:Sang Putu Eka Wana Prastha 生産地:インドネシア・バリ島キンタマーニ 栽培品種:USDA, Kopyol, Cobra 標高:1200m~1400m 規格:G1 精製処理:ウォッシュ 乾燥:天日乾燥
霧深き緑の峰が育んだ香味 ミャンマー・モーテート農園 モーテート農園は1930年頃にスコットランド人宣教師らによりアラビカ豆の生産を始めたミャンマーで一番歴史のあるアラビカ種の生産地です。また、「GAP Certificate」(SDGsの目標とも親和性が高い「持続可能な農業」のために生産者が取り組むことをまとめた基準)を取得しています。 フルーツトマトのような青みのある酸味をほんのり感じ、中浅煎りに仕上げることで、酸の味をしっかり感じられ爽やかな味わいに仕上がります。 農園名:モーテート農園 生産者:ジョー・ライン 生産地:ミャンマー・シャン州 ナウンチョー 栽培品種:SL28 標高:1128m 精製処理:ナチュラル 乾燥:天日乾燥・アフリカンベッド 包装形態:グレインプロ
活気溢れる人々が生む情熱の味 ベトナム・ラダー農園 コーヒーチェリーをパルピング後、発酵層にイースト菌を加えた水をミューシレージのついたパーチメントを浸し、168時間ほど発酵させています。 品種のTHA-1とは ベトナムのコーヒー研究所で開発された、ベトナム産のティピカ種とエチオピアのティピカ系の原種をかけ合わせたハイブリッド品種。 苦味と酸味のバランスがよく、後味にミルクチョコレートやシュガーコーンのような風味を残すのが特徴です。 農園名:ラダー農園 生産者:Tri Dung(ユン) Bui 生産地:ベトナム・ダラット市 カウダット地区 栽培品種:USDA, Kopyol, Cobra 標高:1600m~1650m 規格:THA-1 精製処理:ウォッシュ 乾燥:温室内でのアフリカンベッド乾燥 包装形態:グレインプロ
世界を魅了する伝統のメソッド マンデリン・ブルーアチェ 独特のキャラクターを生み出すスマトラ・メソッドとは、 収穫後精製工程を細かく仕分けし、水分値をコントロールする為に半密封で寝かせて半乾燥させます。 この工程により強烈な香味が生まれる反面、プレパレーション(調合)の均一性が保ちにくく、管理が非常に難しいとされています。 フローラルな香りにフルーティさが混じり合い、ベルベットのような質感があるクリーンカップです。 噎せ返る程のビターチョコレートに似た甘いフレーバー、ダークチェリーの様な重さのある酸とボディ感が秀逸です。独自の規格で環境人権の保護を目的とするHIRO CERT認証。 【生産国】インドネシア 【地域】スマトラ島北部アチェPantan Musara 【農園名】Avatara Coffee 【生産者】Hendra Ma ulizar 【品種】Ateng Super, Typica, P88 【標高】約1640m 【精製】スマトラ式 【乾燥】天日 【ロースト】中深煎り 【認証】HIROCERT 【包装】グレインプロ